妊娠から出産まで③
【スポンサーリンク】
👆②からの続きだよ。
研修中の看護士さんに
『ギャッ!Σ(゚Д゚)』
と叫ばれ焦る私。
何?何?何?何が起きたの?
((((;゚Д゚)))))
もしかして
いきみ過ぎて
赤ちゃんの頭が出ちゃった???
不安そうな顔で
『どうしたんですかっ!?』と聞く私に
看護士さんは言いにくそうに教えてくれた。
赤ちゃんの頭ではなく
“ 痔 (ぢ)”
が出ていると……。
…………。
……あ、そっちっすか。
いきみ過ぎちゃった。(・ω<) ミャハ。
いやーん、恥ずかすぃー。
でもこれって
出産あるあるみたいだよ。
出産って壮絶ぅ。
看護士さんは新米だったから
経験値が少なく
思わず悲鳴が出てしまったらしい。
驚かしちまってすまねぇな。
その後、カフェテリアでお腹を満たした
ポケオが戻って来た。
『何食べたの?😑』
『ローストビーフサンドイッチ。😊』
随分美味そうな物を
食ってんじゃねぇか?え?
空前絶後のぉ〜超絶怒涛のぉ〜イライラに
襲われそうになった時、
ドクターが赤ちゃんの様子を見に来た。
赤ちゃんは1cmも動いていなかった。
それどころか
赤ちゃんの心拍が下がっているので
すぐに帝王切開をしなければならなくなった。
ドタバタと準備をして
手術室へ運び込まれる。
帝王切開は下半身だけ麻酔をするので
意識もあるしドクターたちの会話も丸聞こえだ。
『今日は何食べる?』
どうでもいい会話をしながら
私のお腹を切るドクター。
もっと真面目にやれ。
私はやはり麻酔が効きにくいらしく
お腹を切る時も痛くて(本当は痛くないらしい)
『イテテテテテテ』
と叫んでしまった。
ドクターが慌てて麻酔医を呼んで
麻酔を追加してもらい手術が進んだ。
遂に
モンちゃん、誕生。🐵
さすがは安田大サーカス、
お腹の中で動き回っていたので
へその緒に二つも結び目が出来ていた。
ようやくご対面〜
感動の瞬間〜!と思いきや
慌ただしくドタバタ動き回る
ドクターと看護士さんたち。
モンちゃんは保育器に入れられ
そのままNICUへ。
呼吸する力が弱いので
何日か入院する必要があると知らされた。
ベッドの上で動けない私の為に
ポケオがモンちゃんの写真を撮って来てくれた。
沢山の管に繋がれて可哀想……と涙ぐんでいたら
ポケオがモンちゃんの鼻を指差し
『象さんみたいで可愛いね。♥️🐘』と言った。
空前絶後で超絶怒涛のイライラが止まらない。😑