ユタ州に住んでみた

50代からのアメリカ移住。ユタ州の実態を発信中。


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インドア派がアメリカのキャンプに挑戦した結果

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私は自他共に認める超インドア派だ。

お家大好き。🏠

ゴロゴロ大好き。🛌
子どもの頃から外遊びが大嫌いで
丸一日一歩も外へ出なくて済んだ日は
この上ない幸せを感じる。


2年前の夏のこと…

 

ポケオが執拗に私をキャンプに誘う。
家族が毎年夏にキャンプをするから
里帰り中に参加したいと言うのだ。


『私は無理。
だってキャンプ嫌いだもん。
何が楽しいのかわからないし。
私は留守番するから
モンちゃんと行っておいでよ。』


『え〜〜、お父さんとお母さんも
ババヨちゃんが来るのを楽しみにしてるし
ババヨちゃんがいないとつまらないよぉ。』


知らんがな。
私の事は放っておいて
君らで勝手にやってくれ。


全く行く気などなかったが
ポケオが何度も懇願するので
私だけ1泊で抜ける事を条件に
(みんなは2泊〜4泊)
渋々キャンプに参加する事にした。


キャンプ当日…


私は朝から憂鬱で仕方なかった。


でもここまで来たら楽しむしかない。


もしかして私が知らないだけで
アウトドアってめっちゃ楽しいのかも知れない。


もしかしたら私ってば
これを機会にどハマりしちゃうんじゃね?o(^o^)o
キャンピングカーが
欲しくなっちゃうんじゃね?o(^-^o)(o^-^)o

そんな淡い期待1%と

無理無理無理無理

ナイナイナイナイな思い99%を胸に
人生初の本格的キャンプに挑んだ。


キャンプ場はアメリカ・ユタ州の

ポケオの実家から
車で約1時間の山奥にあった。


早速男性陣はテントを張り
女性陣は昼食の準備に取り掛かる。


ポケオは6人兄妹の長男なので
集まるとかなりの大所帯だ。


みんなで薪を集めようとしたが
薪にはデッカイ蟻が這い回っている。


お義母さまと義妹は
薪を地面に叩きつけて
ワイルドに蟻を振り落とす。🐜


見てるだけって訳にもいかないので
私も一緒になって
蟻だらけの薪を地面に叩きつけた。🐜
虫嫌いの私には
罰ゲームでしかない作業だ。
🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜


なんかー
初っ端から
しんどいんっすけど。😑


炎天下の下、
テーブルの上に
サンドイッチやフルーツサラダ、
チップスやクッキーなどを並べる。

🥪🥗🍎🍇🍪


さぁ皆の者、ランチタイムじゃ!


ユタ州の夏の日差しは強く痛いくらいだ。
暑い。とにかく暑い。🌞


涼しい家の中で食べたらどんなに幸せか。
強力な直射日光を浴びながら
食事をする理由が
私には全くわからない。😑


パサパサになって
あんま美味しくないサンドイッチを
蟻やらハエやら
変な虫を素手で払いながら食す……😑


これ楽しいんか?

いや、これがアウトドアの
醍醐味と言うものなのか?

 

それならば


ノー醍醐味プリーズ🙏


食事の後、モンちゃんが

イトコ達と投げ縄ゲームを始めた。
義弟に『ババヨも一緒にやろうよ!』と言われ
ノリの悪いババアだと思われたくない一心で
投げたくもない縄を投げてみる。


全然おもんないわ。😑


しかしここは私も良い大人なので
北島マヤを憑依させ

投げ縄を楽しむ
無邪気なアジア人ババア を演じきった。

 

ポケオはお義父さまと釣りへ行き
モンちゃんはイトコたちと
森の中を走り回り
それぞれがエンジョイしている。

何がババヨちゃんがいないと〜〜じゃボケェ。


座り心地の悪い
簡易式の椅子に座り
ただただ時が過ぎるのを待つ。😑


もう疲れたよ、パトラッシュ。
何だかとても眠いんだ。
(縄しか投げてないけどな。)

 

ウトウトしていたら義妹が

『キャンピングカーで
寝ていいわよ!』と声を掛けてくれた。


         〜天使現る👼〜


天使は私をピカピカの
キャンピングカーへ案内し
シャワーやトイレの使い方を説明してくれた。


そして4人は眠れそうなベッドのある
広めの個室を与えてくれて

『ここにモンちゃんと一緒に寝てね。』

と言って去って行った。
ええ娘や…😭💕

 

とりあえず寝る。
泥の様に寝る。


何時間寝たのだろうか?
ポケオが夕食の時間だと言って
私を起こしに来た。


外に出てみたらさぶっ‼︎❄️


寒すぎてガタガタ震える。
昼間はあんなに暑かったのに
夜は真冬の様に寒い。❄️


昼は暑い暑い言いながら昼食を食べ
夜は寒い寒い言いながら夕食を食べる…


何これ?軽い拷問?


『私、夕食いらない。
明日の朝6時にここを出て
友達の家に行くから。』


一刻も早く逃げ出したかった私は
ポケオにそうキッパリと告げた。


寝心地の良いこのベッドで
モンちゃんと三人で寝ようと誘ったが
アウトドア大好きのポケオは

『僕はテントで寝たい。』と言った。

そうか、好きにするが良い。


部屋に戻りまた寝る。
山奥だからスマホも使えない…
何もする事がないので
眠くはないが寝るしかない。


やっぱり来るんじゃなかった…
何百回思っただろうか。
こんな場所に連れて来たポケオを

ただただ恨む。


いつの間にか眠りについたが
真夜中に

バリッバリバリバリバリッ
バリバリバリバリバリバリッ

と言う耳をつんざく様な爆音で目が醒める。


何が起きているのかわからなかった。
誰かが叫んだ。


『雹だ!』


7月なのに雹て!
アホちゃうかユタ州!
空気読めやユタ州!
朝まで寝させろやユタ州!


アウトドアで荒んだ私の心の中は
もう暴言しか浮かんで来ない。


キャンピングカーでこれだけうるさいのだから
テント組はさぞかし大変だったであろう。


爆音に飛び起きて真っ暗闇の中で
パニクるポケオを想像しながら
心の中で呟く。


ざまあ。


早朝、ポケオが
キャンピングカーまで
寝ぼけまなこで迎えに来てくれた。
やはり雹がうるさくて
眠れなかったと言っていた。


ざまあ。


ぐっすり眠るモンちゃんの寝顔に別れを告げ
母は安息の地を求めキャンプ場を後に。

 

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ポケオのショボいテントよ、


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天使の豪華キャンピングカーよ、

永遠にさようなら。


義実家に寄ってシャワーを浴びて
身支度を済ませたら
私だけ友達の家に移動するのだ。
ここから先は

パァ〜ラダ〜イス。✨👐✨


もう二度とキャンプには行かない。

私はアウトドアが大嫌いだ。
心の底から確信した2017年の夏だった。

 

 


♬アメリカのキャンプあるある言いたいよー

 

キャンプ場で

トイレを我慢し過ぎて
お腹痛くなるぅ
義実家のトイレに駆け込むぅ〜
トイレ詰まらせるぅ

 

アメリカのトイレは

すぐ詰まりがちぃ♬

 

 

 

 

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