ユタ州に住んでみた

50代からのアメリカ移住。ユタ州の実態を発信中。


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誕生日はキャラクターケーキで祝おう

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6年前…モンちゃんの6歳の誕生日に

どんなケーキを準備しようか

頭を悩ませていた。


お菓子作りが大の苦手な私に
手作りケーキと言う選択はない。


幸い近所に大人気の
お洒落なケーキ屋があったので
モンちゃんを連れて行ってみた。


そのお店はキャラクターケーキが
有名らしくカタログには
様々なデザインの
可愛らしいケーキがズラリ。


写真のケーキはどれも

クオリティが高く
キャラクターそっくりに仕上がっている。


『どれにする?』


『ミニーちゃんがいい!』


キャラクターケーキの
お値段4000円也。(税別)


高っっっっっ‼︎


心の声を押し殺し
愛する娘の為に
ミニーマウスを予約して帰宅。


誕生日当日、
私はワクワクしながら
ケーキ屋へ行き
予約していたケーキを受け取った。

 

店員さんに間違いがないか
中身を確認して欲しいと言われ
そっと箱からケーキを取り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

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………(・Д・)


えーっと…

 

          君の名は?

 


存在感のあり過ぎる
鼻のデカさと
溢れ出るバッタもん臭に戸惑う私。


しかし、ピンク色のリボンの雑な水玉模様から
ミニーマウスに寄せようと
頑張ってみました感は伝わって来たので
一応『間違いありません。』と答えた。


なんちゃってミニーに

4000円(税別)か…ぁ…


脱力のあまり財布を持つ手が震えたが

出来上がったばかりの
オーダーメイドのケーキを目の前にして
『不細工だからいりません。』

と言う勇気はなかった。


今思えば
『耳、ちっさ。』
くらいは呟いても良かったかも知れない。


支払いを済ませ
何だか腑に落ちないまま家路に着いた。


この
"中国のテーマパークに
こんなんいるよねケーキ"を見て

もんちゃんは一体どんな顔をするのだろう?

 

『こんなんじゃない‼︎』(だよなっ!)

と言って

暴れるかも知れないし

泣くかも知れない…困ったなぁ。

 

 

私の予想に反して

モンちゃんはケーキを見た瞬間、
『キャー可愛い〜〜〜〜❤️❤️❤️』と言って
大喜びしてくれた。


へ?
可愛いか?


いやいや、親としては
子どもが喜んでくれるならそれで良いのだ。


よく見たら
可愛く見えない事もなくもない事が
ある訳なかったし
聞いてたんとも
思ってたんとも随分違ったけれど
これはこれで
楽しい思い出になった様な気がする。


不思議な事に
なんだか無性にこのパティシエが作る
他の作品を見てみたくなった。
これだけ絵心が皆無なのだから
他のキャラクターでも
色々とやらかしているはずだ。絶対にっ。


私は来年もこのケーキ屋の
キャラクターケーキで
娘の誕生日をお祝いしようと決めた。


もしかして
これがこのケーキ屋の

策略なのだろうか…


#怖いもの見たさ
#行動心理学
#マーケティング


もしくは


#パティシエが中国人

 

 

 

 

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