友人C君のせいでアイダホ州で死にかけた話し(一度目)
【スポンサーリンク】
C君の実家(アイダホ州)へ遊びに行った時の事。
C君から『温泉へ行こう!』と誘われた。
当時、若さゆえに
NOと言えない日本人だったババヨは困った。
(ちなみに今は力強くかつ食い気味に
NO!と叫べる日本人です。キリッ)
昔から極度の貧血体質で
何度も気を失って倒れた経験がある私には
温泉なんてもってのほか。
しかもアイダホ州の温泉は野外にある。
季節は真冬。☃︎☃︎☃︎
雪の中で温泉に浸かるなんて
猿じゃあるまいし
一体何が楽しいのか全くわからない。
んなもん楽しい訳がない。
わしゃ寒いのもアウトドアも大っ嫌いなんじゃー!
アウトドア嫌いなのにキャンプへ行ったらこうなるよ👇🏻
嫌だ嫌だ
オラ絶対に行きたくねぇ😭
私は必死に言い訳を考えた。
普通に “ 貧血だから無理 ”と言えば良かったのだが
その時はなぜか違う言い訳を考えていた。
そしてC君に言った。
『水着ないからやめとく。』
(アメリカの温泉は水着着用が基本。)
するとその会話を聞いていた
C君ママンが言った。
『私の水着を貸してあげるから
行って来なさいよ!』
『あ.....はい。』
言い訳のインパクトが弱過ぎた事を心から悔やむ。
その夜C君に
アイダホ州の山奥にある温泉へ連行された。
ドナドナ ド~ナ~ ド~ナ~🐂
そこはプールみたいな温泉が
いくつもあって若者たちで賑わっていた。
アイダホってド田舎でやる事ないから
こんなしょっぼい温泉も
地元の人気スポットになっているらしい。
私はササッと入ってササッと出て
とっとと帰る作戦を頭の中で練っていた。
しかしC君は
『ここにある温泉に全部入ろうよ!』
と悪魔の提案をして来たのだ。
『う……うん。いいよ。』
今なら
『嫌じゃボケ。オマエ一人で行って来い。』
と何のためらいもなく言えるのに
なぜかあの時の私は言えなかった。
せっかく山奥まで連れて来てもらったのだからと
遠慮していたのだろう。
ババヨ ッテ カワユス。(๑•ᴗ•๑)
仕方なく渋々嫌々C君と温泉巡りをした。
大して変わり映えのしない湯船に
チャポンと浸かって……出て……
移動して……浸かって……出て……を繰り返す……
なんつーか……
クソつまらない。
一刻も早く帰りたい。
一時間くらいいただろうか?
『そろそろ出ようか?』
とC君が言った。
✨キターッ\(^o^)/✨
私は喜び勇んで脱衣所へ行った。
そして脱衣所で気を失い
あっと言う間に倒れてしまった。
何分くらい倒れていたのだろう?
ふと意識を取り戻すと
私はまだ脱衣所にいた。
個室だったので誰にも発見されないままだった。
一人で倒れて自力で目を覚まし
一人で起き上がると言う
世にも切ないパターン。・゜・(ノД`)・゜・
急いで着替えて外へ出ると
C君が心配そうに待っていた。
『ババヨ、どうしたの?
一体何があったの?』
私は貧血で倒れてしまった事を白状した。
優しいC君なら
『僕が無理に誘ったからごめんね。
大丈夫? ケガはない?』
と言ってくれるはずだった。
それなのに……ヤツは……なぜか……
ド、ド、ドリフの
大爆笑😂😂😂
え?これ笑うとこ???
C君はお腹を抱えながら
ヒーヒー笑い転げた。😂😂😂
は?何がオモロいん?
そして事もあろうか
家に帰ってから両親にその話しをバラしやがり
C君パパンとママンまでもが
ド、ド、ドリフの
😂😂😂大爆笑😂😂😂
いや、だから
何がオモロいんじゃー!!!
ヽ(`Д´)ノ
私はその瞬間、
日頃うっすらと感じていた疑問が確信に変わった。
#アメリカ人の
笑いのツボは
ぜってぇおかしい。⚱
なんか知らんがその話しは
C君の友人や親戚にも語り継がれた。
日本からノコノコやって来て
温泉でのぼせて脱衣所で倒れた女…
ババヨはレジェンドになった。☆。.:*・゜
で、何がそんなにオモロいんか
言うてみぃ!ヽ(`Д´)ノ
そして翌日、
またもや死にかける羽目になる事を
私はまだ知らなかった……
とぅびぃこんてにゅう☃︎☃︎☃︎