ユタ州に住んでみた

50代からのアメリカ移住。ユタ州の実態を発信中。


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友人C君とAちゃんと謎の三角関係になる

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C君の職場の同僚Aちゃん(アメリカ人)は

C君の事を好きになってしまった。

 

彼女はC君と出会った時に

ビビビッと運命を感じてしまったらしく

自分はC君と結婚するのだと頑なに信じていた。

 

AちゃんのC君に対する惚れっぷりは

執念を感じる程に情熱が大陸だった。🎻

 

私がよくC君と一緒に遊んでたので

Aちゃんは私にヤキモチを焼いていたらしい。

 

ある日私はAちゃんに呼び出された。

 

Aちゃんはいかに自分がC君を愛しているかを

涙ながらに切々と私に訴えた。

 

知らんがな。

 

この女、面倒クセェ。

と言うのが私の率直な感想だ。

 

だがAちゃんは決して悪い子ではない。

 

 

ただ

思い込みが激しいだけ。

 

純情と愛情が過剰に異常なのは

愛するが故の暴走。🏍

 

ってか

C君ゲイやん?

私にヤキモチ焼く意味ある???

 

とりあえず

ハラハラと涙をこぼすAちゃんをなだめながら

C君はただの友達だし

異性として見た事もないし

そもそもタイプじゃないし

私がC君を好きになる事は絶対にないし

何なら他に好きな人おるし

ってな事を10回くらい繰り返し伝えて

やっと解放してもらった。

 

で、肝心のC君だが

ヤツはAちゃんからデートに誘われる度に

『その日はババヨと遊ぶから。』

と嘘の予定をデッチ上げて断っていた事が判明。

 

『ちょっとー!

私をダシに使うの

やめてよね!!

ヽ(`Д´)ノ』

 

 

『使う使う。(・ω<)ミャハ』

 

 

『使うなー!ヽ(`Д´)ノ』

 

こんな言い合いをよくしていたが

実はC君に同情する気持ちも少しあった。

 

なんつーか、

Aちゃんは

トニカクシツコカッタ。

 

C君に何度も告白し

何度も振られているし

逆プロポーズだって何度もして

何度も断られている。

 

だが、真矢みきもビックリなくらい

絶対に諦めないのだ。

 

C君とラスベガスへ行った時も

Aちゃんは突然空港に現れ

便箋3枚にビッシリと

愛の言葉をしたためた手紙を

泣きながらC君に渡していた。

 

まるで今生の別れ。

ほぼほぼストーカー。

 

いちいち泣くなや。😑😑

 

飛行機の中で手紙を読みながら

C君はため息をついた。

 

『たった一泊二日だよ?

明日帰るって言ってるのに

こんな手紙……重いんだよね。』

 

まー、確かに重いけど

そんなに嫌なら相手にしなきゃ良いのに

断り切れずにたまにデートする

アンタも悪いんじゃね?

 

そんで言い訳を考えるのが

面倒臭い時に私と遊ぶ設定にするのは

いい加減にやめろっ!!

 

謎の三角関係(って呼ぶのか?)は

しばらく続いた。

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それから数年後、

あんなにAちゃんから

逃げ回っていたC君の心に変化が現れ始めた……

 

『こんなに僕の事を愛してくれるのは

彼女しかいないかも知れない。』

 

遠くを見つめながらC君がつぶやいた。

 

『そうだね。そうかもね。』

 

やがてC君は自分のアイデンティティを覆す

重大な決心をした。

 

Aちゃんと

結婚する事に決めたのだ。

👨💍👩

パンパカパーン🎊🎊🎊

 

さて、二人は幸せになれるのか?続く➯➱➩

 

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