ユタ州に住んでみた

50代からのアメリカ移住。ユタ州の実態を発信中。


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友人C君が選んだイバラの道

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“ シツコイ ” ってある意味努力だ。

“ 諦めない ” は奇跡を起こす。

 

Aちゃんの執念が実り

C君はAちゃんと結婚した。💑

 

私は密かに心配していた。

 

この選択はお互いにとって

イバラの道になるのではないかと……。

 

二人が結婚した翌年に

私はポケオと結婚した。

 

結婚式の数日前に

私はC君夫婦の家に遊びに行った。

 

二人は幸せそうにしていたので

安心はしたが

相変わらずの熱量の差は否めなかった。

 

Aちゃんの情熱がユーラシア大陸ならば

C君は小豆島。

『おかあさんといっしょ』風に言えば

ゾウさんのあくびとアリさんのあくび。

 

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やっぱりC君は無理してるんじゃないかな…

でもそんな事聞ける訳もない。

 

自分でAちゃんを選んだのだから

無理してようが何だろうが

それはオメェの責任だ。

 

C君とAちゃんは

私たちの結婚式に来てくれて

パーティーでは

夫婦で素晴らしいデュエットを披露してくれた。

 

実はC君は大学生の時にコーラス部に所属し

そのコーラス部が行う海外公演のメンバーに選ばれ

世界各国を周った経験を持つプロ級のシンガーなのだ。

 

C君が日本に住んでいた時に

彼に誘われよく一緒にカラオケに行ったのだが

私はC君とカラオケに行くのが嫌いだった。

 

C君のプロ級の歌声を聴けるのは嬉しかったが

ヤツは毎回勝手にデュエット曲を入れ

私にムリクリデュエットさせる。

 

もしハモらなければ

100パー

あたしのせい確定。

 

このプレッシャー、わかりますか?

 

ある時『美女と野獣』を勝手に入れられ

歌わされたのだが

歌詞もメロディもよく分からんかったもんで

テキトーに歌っていたら

見事なまでの不協和音。((((;゚Д゚))))

 

ヤベぇ。💧

焦れば焦る程明後日の方向へ外れる音程。

 

もうね、

こうなったら笑って誤魔化すしかないじゃん?

 

全然ハモらなーい!(*≧▽≦)』

私はそう言いながらゲラゲラ笑った。

 

するとC君は怖い顔をして

ジロリと私を睨むとこう言った。

 

『ババヨ!

ちゃんと真面目に歌って!😡』

 

『ご、ごめん。😔シュン』

 

そう。

C君とカラオケに行くと

音を外す事は決して許されない。

 

真剣に

命懸けで歌わなくてはならないのだ。

 

ナンデヤー!ヽ(`Д´)ノ

 

 

Aちゃんは楽器が趣味で

歌が上手なので

二人のハーモニーはうっとりする程美しかった。✨

 

二人の姿を見ていると

どこからどう見ても素敵な夫婦だ。✨✨

 

良かったね!

良かったんだよね、これで。( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)✨✨✨

 

 

私たちの結婚式の翌年

二人の間に可愛い赤ちゃんが誕生した。👶

 

優しい彼(注※カラオケの時以外)なら

きっと良いお父さんになるだろう。

 

私は二人の幸せがとても嬉しかった。❤

この幸せが永遠に続いて欲しかった……

 

 

続く ▷▶︎▷▶︎▷▶︎▷▶︎

 

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