パートのおばちゃんシリーズ①やらかした話し
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モンちゃんが幼稚園年長さんから
小学二年生までの三年間、
とある田舎町に住んでいた我が家族。
パートに出るにも田舎過ぎて
なかなか仕事が見付からず
最終的に夜の蝶になる事を決意した。
そう。
私は夜の町へ羽ばたいた。
((( 🦋 )))
24時間営業スーパーの
レジのおばちゃんとして。
そのスーパーではレジ打ちをする時
“読み上げ登録”すると言うルールがあった。
“読み上げ登録”とは
商品のバーコードをレジに通しながら
その値段を声に出すと言う
なんで?誰得?な面倒臭い作業だ。
割引き商品に限っては
値段ではなく『割引きです。』と言わなければならない。
わざわざ『割引きです。』と言う事に
何の意味があるのかよくわからないが
忘れずに割引きしてますよ〜と宣言し
お客様を安心させる効果を狙っているのであろう。
真面目なババヨは夜な夜な
こんな風にせっせと読み上げ登録をしていた。
『198円〜、258円〜、
割引きです、108円〜、98円〜…』
常連のお客様の中に
毎回必ず割引き商品と共に
ガリガリ君(ソーダ味)を
買って帰るおじさんがいた。
その夜もおじさんは飽きもせず
割引き商品とガリガリ君(ソーダ味)を手に持って
レジへやって来た。
おっさん、ガリガリ君すっきゃなぁ〜
心の中でそう呟きながら
割引き商品のバーコードをレジに通しながら
私は声高らかに宣言した。
『割引きくんっ。』
😱😱😱ヤッチマッタダヨ😱😱😱
私のバカバカーッ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
余計な事を考えるんじゃなかった!!
凍り付く空気の中
恐る恐るおじさんの顔を見ると
おじさんはニコニコ笑っていた。
優しいおじさんで
良かったぁぁああああ😭😭😭
ガリガリ君を見る度に思い出す…
甘く切ない思い出。ホロリ。
#おじさんっ、
私もガリガリ君が大好きだよっ!!