ユタ州に住んでみた

50代からのアメリカ移住。ユタ州の実態を発信中。


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戦闘モード

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アメリカに住む度に

日本人コミュニティにどっぷり浸かり

日本語しか話さない生活をして来たが為に

結婚してからトータル約7年も

アメリカに住んでいたにも関わらず

英語を全くと言って良いほど学ばなかった。

 

住んでりゃ自然に話せるようになるんじゃね?

と軽く考えていたが

7年間で学んだことはただ一つ。

 

アメリカに住んでるだけでは

英語を話せるようにならない。

 

このままじゃ海外生活を無駄に過ごす

ダメ人間代表になってしまう。

一念発起し

今までは日本人が集まる教会に通っていたけれど

今年からアメリカ人が集う

近所の教会へ通うことにした。

 

嫌でも英語のシャワーを

浴びなければならない環境に

身を置くのが英語を学ぶ一番の近道だ。

 

しかし今まで散々日本人とばかり絡んで来て

英語を話す機会などほとんどなかった私が…

大丈夫なのだろうか?

 

まぁ、どうせ

アジア人のババアに声を掛けてくれる人なんて

一人もいないだろう。

座ってる修行だと思って頑張ろう。ゴイゴイスー

 

初めて近所の教会へ行った日、

なんだか不安で仕方なかった。

人種差別されても心が折れない様に

戦闘モードスイッチオン!☝️

 

集会が始まって

すぐに驚いたことがあった。

 

みんな話すの早っ!!

 

早口言葉言ってんの?と思うくらい。

はぇーよ。聞き取れねぇーよ。

シャワーの水圧エグいよ。

 

悲しいことに全体の8%くらいしか理解出来ない。

=何の話しをしてるのかが

何とな〜く分かるレベル。ただそれだけ。

 

自分の消費税以下の

リスニング力に泣きたくなった。

 

つ…疲れた…か…帰りたい。

 

だが次は日曜学校だ。

 

教室を移動している時に

家族連れのお父さんが声を掛けてくれた。

 

『日本に二度旅行に行ったことがあるよ!』

 

日本が好きな人がいてくれてホッとした。

 

日曜学校の今年のプログラムは

新約聖書を勉強する。

去年は旧約聖書だったので

訳が分からないにも程があった。

 

新約聖書は少しはマシなのだが

英語で学ぶとなると

リスニング力8%の私にはハードルが高過ぎる。

隅っこに座ってウトウトしよう。😪

 

しかし…想定外の事態が…

 

日曜学校の教師が

まさかの大家さん。

 

ずっと真面目に聞くしかない。😭

 

大家さんが新入りの私たちを紹介してくれ

前列に座っていた女性が

振り返って

『こんにちは!』と日本語で挨拶してくれた。

 

一秒もウトウト出来ない日曜学校が終わった後

その女性が

『私は日本語は少しの単語しか分からないけど

日本と日本の文化が大好きなの。』

と話しかけてくれた。

 

『あなたが来てくれて嬉しいわ!

ハグしてもいい?』

 

『もちろん!』

 

彼女はギュッとハグをしてくれた。

 

何てお優しい。😭💕

 

こんなに日本が大好きな人がいてくれるなんて

とっても嬉し〜〜〜❤️

 

駐車場に向かって歩いていると

年配の女性が笑顔で近づいて来た。

 

『私は日本に住んでいました。』

 

彼女は40年前に東京に住んでいて

日本人が大好きだと言う。

 

日本好きな人が

三人もいたーっっっ!!!

🇯🇵\(^o^)/🇯🇵

 

戦闘モードで挑む必要なんて全然なかったわ。

そっとスイッチオフ。☝️

オラ、日本人でえがっだ。(≧∀≦)

 

この日は雪の降る寒い日だったけれど

心はポカポカで家路に着いた。

 

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